2019.05.31 02:39まるき いろ グラン甲州 2018耀きを伴った透明感のある淡いレモンイエロー。フレッシュで豊かな柑橘香、シュールリー特有の酵母由来の還元香も他のフレーバー成分の前駆体とプラスの要素となっています。アタックは豊富ではつらつとした酸味、その後に酸味が骨格となり果実味を伴って全体にしっかりとした味わいの印象をもたらしいます。アフターにも僅かな苦みを感じるものの、品の良い酸が支え...
2019.05.30 01:34大和葡萄酒 番イ若干赤みを帯びた、少しの濁りのある淡いレモンイエロー。 柔らかな洋ナシの様な柑橘の香りにわずかな丁子の香り。果実味をを感じる柔らかなアタックの後、乳酸発酵を思わせる柔らかでいて豊富な酸。ミネラルに包まれた感じのする、全体に優しいニュアンスと旨味を感じながら短いアフターへと続きます。今年1月より売切れとなっていた、コスパに優れた...
2019.05.24 04:11Ch.メルシャン 北信シャルドネ 2002山梨県笛吹市の「野野」さんのワイン会は全てブラインドで出されるとっても熱い会です。オーナー提供のワインは、“厚みを感じさせる果実味と綺麗で滑らかな酸、ミネラルは繊細で密度の高いボディと、余韻での甘味にさえ感じるアルコールの熱さ” を感じるワインでした。で、私の答えは「カルフォルニアのシャルドネ」。ところがマスクを外すとなんと「北信シャルド...
2019.05.21 01:47ルミエール プレステージ・クラス ロゼ目にも鮮やかなラズベリー色をしたロゼワイン。サクランボの香り、 アタックにブラッククイーンの酸味と未だに残る炭酸が爽やかさを強調。 果実味を感じる アフターは赤い果実の旨味を感じながらほんのり甘味を感じる。暑い季節にぴったりの辛口・ロゼです。Rose wine with a bright raspberry color also in ...
2019.05.20 00:43Ch.メルシャン 岩崎甲州柑橘香と定番の白い花、樽由来のヴァニラ香、夫々が控えめながら心地の良い香り。 豊かな果実味を伴うふくよかな酸が舌いっぱいに広がります。 このワインの特徴として感じるのは、この酸味でしょうか?豊富なのに柔らかい、周りに果実味を伴っていながらにしてしっかりと全体を支え余韻まで長く続き、甲州のえぐみともよく馴染みます。あ~、キスの天ぷ...
2019.05.17 02:02シャンモリ 柑橘香 甲州辛口2016年に比べると控えめな柑橘香、代わりに以前より多めの甲州によく感じる酵母の香りが広がります。爽やかで豊富な酸とミネラル感が味わいの骨格となり、続くふくよかな果実がその骨格を支える様な印象、アフターにもその爽やかな酸が続きます。引き締まった酸度とともにすっきりとした飲み口は、白身魚の刺身やカボスなどをかけていただく天ぷらが相性良さそう...
2019.05.14 02:07まるき ラフィーユ 甲州 樽発酵発酵のほうが樽が軟らかく付くという先入観をもっていても、先ずはしっかりとした樽由来の香り、いつも感じる甲州の白い花 豊富な酸が樽に包まれるイメージ。 そう思っている直後に舌の両側に甲州独特の苦味を伴って、良い年の葡萄をさらに厳しく選果させたことをを感じさせる厚めの果実味があり、アフターに歯の裏に渋を伴いながら舌の上で酸がフェードアウトしま...
2019.05.07 07:38Ch.メルシャン 北信シャルドネ令和元年、最初の記念すべきワインは「シャトー メルシャン 北信シャルドネ 2017」です。以前より、個人的には日本で最高の白だと思っているワインで、去年のCh.メルシャン・シリーズのポートフォリオ作成の際、大幅に値下げされ「たまには良いかな」という価格 (3,250円/税別) になりました。パイナップル、マンゴー、黄桃などの熟した果実に加...
2019.05.01 02:34サドヤ 甲州シュール・リー平成最後のワインはやはり甲州!ですね。およそ100年の歴史を誇るサドヤが2013年に甲州種を使用したシュール・リーをリリースし、このヴィンテージで5年目となります。年毎に違う味わいを楽しませてくれますが、2017年はトップにシュールリー由来の酵母の香りそして和柑橘。アタックはシャープで豊富な酸味が感じますが2016年のものより穏やか。その...