まるき いろ甲斐ノワール 2018
4月19日リリースの「まるき いろ甲斐ノワール 2018」を早速試飲。
甲斐ノワールは個人的にも期待をしている、ブラック・クイーン種にカベルネ・ソーヴィニヨン種を交配し、山梨県が開発した赤ワイン用品種です。
明るく透明感のあるルビー色。スパイスの香りが中心にあり全体をベリー系の香りがうすく柔らかくつつむ上品さを感じさせる香り。 口に含むとその淡い色合いを裏切る豊かな果実味、その果実味と同時に感じる柔らかく優しい酸が徐々に主張して、最後は果実味と酸がバランスよく舌の上で余韻として楽しめます。
今回は程よいタンニンの赤ワインによく合うといわれるローストビーフに挑戦。
とは言っても日本の品種なので脂身の少ない「もも肉」です。上質で柔らかいタンニンが、 お肉の繊細な脂肪分や甘みのニュアンスを打ち消すことなく口の中で自然と調和し、ワインが強過ぎることも、お肉の脂肪分がいつまでも口の中に残ることもない双方が昇華されるバランス感。とても良い相性です。
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