ドメーヌ・コウセイ 片丘メルロ 2020 アメリカンオーク
先日、鹿肉の解体の体験をさせていただいたので、それに合わせて力強いワインを合わせてみました。
第一印象は「久しぶりに上等なワインだ!」です。黒スグリ、バラの花、チョコレートやトースティーなオークの香り。滑らかに口中いっぱいに広がる厚みのある果実味。その果実味に包み込まれた上品な酸は優雅さがあり、繊細なバランスを保っています。口中でのタンニン分はスムーズで、滑らかに喉を通って行き、余韻はアメリカンオークにマスキングされたコーヒーの香りをまといながら長く続きます。
狩猟者が野生動物の命を奪う時、いただいた獲物に敬意を払いたいという思いが自然に生まれます。肉や皮を無駄なく使うのは、狩猟の義務でもあります。ジビエをおいしく食べるためには、言うまでもなく大変な作業で相当の経験が必要になります。
そんな経験豊富な狩猟者による鹿肉のロースは低脂肪ですが、程良い脂が赤身に入り込み、ジューシーで柔らかく、少し鉄分を感じさせる香りが優しく口の中に広がります。そんなふんわりした味わいに、程良くこなれた柔和なタンニンと豊かな果実味がシカ肉と相性バッチリ!でした。
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