シャトー・メルシャン 岩崎甲州

10月10日は「甲州ワインの日」その事をすっかり忘れていて、知人のFacebookで知らされた時には既にカリフォルニアワインを飲んでいました。反省を込めて昨晩は1日遅れの甲州ワインの日です。メルシャンの源流である大日本山梨葡萄酒会社は、明治10年(1877年)、高野正誠と土屋龍憲をブドウ栽培とワイン醸造を学ばせるためフランスに派遣しました。日本のワイン造りの基礎を作った二人の生家は現在も勝沼町岩崎地区でブドウ栽培を行っており、両家のブドウを使ったワインがこちら「シャトー・メルシャン 岩崎甲州」。

カボスやユズなどの柑橘がしっかりと強めに香り、白い花の香り、ヴァニラ、アーモンドやナッツなど控えめな樽由来の香りが追いかけてきます。しっかりとした酸を感じた後、豊かな果実味とミネラル感に包み込まれる贅沢で力強い味わいが口中に広がります。


甲州なので、淡白な赤みの馬刺しが合うだろうと思ってしましたが、「岩崎甲州」の力強さに押され気味で、だんだん醤油たっぷりに・・・。このワインにはもう少ししっかりとした味わいの刺身か白身魚の天ぷら、鶏もも肉の料理などが良いかと。。今年の「甲州ワインの日」は1日遅れとなるわ、合わない料理を紹介するわで、反省を重ねる日となってしまいました。

日本ワイン 凛花 / Japanese-Wine Rinka

日本ワイン専門店「甲州セラー凛花」 Japanese wine specialty shop "Kosu cellar Rinka"

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